夜更けのおつまみバナー

note初の企業アカウントコラボ企画。ポプラ社と「 #夜更けのおつまみ 」投稿コンテストを始めます!

あれは、夜更けの手前、晩酌時だったでしょうか。ポプラ社の公式note担当の方々と、新宿の某中華店で何杯目かの紹興酒のロックを飲んでいる時でした。

宴も終盤、メンバーひとりひとりから「お酒の愉しみ方」について聞くことになりました。「ビールと餃子!」と具体的な組み合わせを話す人もいれば、仕事終わりに自宅で寛ぎながら飲むウイスキーが至福だと話す人もいました。

ポプラ社のAさんの番になったとき、少し考えるように間をとったあと「実は今、『夜更けのおつまみ』というエッセイの連載を持っているんですよ」と切り出しました。「夜更けのおつまみ?」私は思わず箸を置き聞き返しました。それだけ引っかかりのある言葉でした。

聞けば、ポプラ社さんが毎月届けているストーリー&エッセイマガジンの『asta*』というものがあって、その中で連載しているうちのひとつが「夜更けのおつまみ」とのこと。

「夜更けのおつまみ」は、このお題をテーマに様々な作家さんがエッセイを執筆する連載。これまで三浦しをんさんや東山彰良さん、吉川トリコさんなど、小説好きならたまらない作家さんが参加しています。

その話を聞いたとき、まず「夜更け」という言葉が絶妙だと思いました。少し後ろめたくアンニュイなその響きに物語が始まる予感がしました。そしてそんな言葉の後ろに「おつまみ」というかわいげのある言葉をくっつけるあたり、言葉を扱う出版社さんのセンスを見ました(軽く嫉妬しました)。

おそらく「夜更けの酒の肴」ではハードボイルドに過ぎるし、「真夜中のおつまみ」ではエッセイを読む前に健康が心配になってしまいそうです。

「とてもいい企画ですね。お酒の会社としては嫉妬するほど素晴らしいテーマです」と私は素直に伝えました。

するとAさんは「え。だったら一緒にnoteで投稿コンテストしませんか?」と言い出しました。「あぁ。それはいい」とポプラ社さんのメンバーが相槌を打ちます。そのやりとりを見て私は一気に気持ちが昂りました。店中に聞こえるボリュームで「やりたいです!いいんですか!?」と前のめりになって聞きました。横を見れば一緒にいたキリンのメンバーも前のめりになっていました。

そこから一気に話が進み(お酒も進み)、こうしてひとつの企画が生まれることになりました。話し終え時計を見れば、夜更けに差し掛かる間際の時間でした。

というわけで、note企業アカウント初のコラボ企画#夜更けのおつまみ投稿コンテストを始めることにしました!

企画の詳細、募集方法についてはポプラ社さんのnoteをご確認ください。

今回の大賞は、3月にポプラ社さんから刊行される「 #夜更けのおつまみ 」の文庫版の掲載です。あなたの書いたnoteが、紙に印字されて、そして本になります。本に、なるんです!!

すみません。取り乱しました。

キリンビール公式noteでは、これまで「 #社会人1年目の私へ 」「 #あの夏に乾杯 」という投稿コンテストを行ってきました。

2つの投稿コンテストを通じて感じたことは、回を追う毎に、クリエイターの皆さんのクオリティがどんどん上がってきていることと、そんな素晴らしい作品をnoteの1企画の中だけに閉じるのはもったいない、もっと多くの方にお届けしたいというものでした。

今回note作品が書籍化することで、noteのクリエイターさんにとって創作の後押しになるきっかけになれれば、と思っています。

ポプラ社さんもこの企画に期待を寄せていただいております。

キリンビールさんとポプラ社。業界を超えたコラボを通して、お会いしたことのないクリエイターさんたちの素敵な「想い」を、たくさん掬い取りたいと思っています。
皆さんの想いのこもった原稿を読めるのを、何よりも楽しみにしています!

ふだん皆さんが楽しんでいる「おつまみ」の話、テーマから想起されるショートショートやエッセイ。作品形式は「文章」であれば問いません。

皆さんの#夜更けのおつまみをお待ちしております!

それでは、また次の乾杯まで。

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