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オウンドメディアの“次”のカタチ。「これからを考える共創ラボ(β)」をはじめます

オウンドメディアの“次”を育てる。

この思いに賛同した7社で、オウンドメディアの枠を超え、一緒に「未来」を考える場所として、「これからを考える共創ラボ(β)」を始めることにしました。

この場は、未来を一緒に考える「ダイアログ」の場にもなり、共創を企てる「ラボ」にもなり、いろんな人が気軽に行き来できる「マルシェ」にもなる、そんな場所を目指しています。

どんなことをやっていくのか?どんな場所にしていくのか?今回は、このプロジェクトを始めるに至った背景と、今後発信するプランについてお届けします。

3つの「対話」企画

現時点でお伝えできる3つの企画についてご紹介します。

・「未来」をテーマにした取材記事

企業間で特定のテーマについて語り合う「対話コンテンツ」を公開していきます。「未来の〇〇」といったような形で、暮らしや社会、働き方など、多くの方が気になるテーマの「これから」について、オピニオンなどを交えながら「問い」を深めていくような対話企画を検討しています。

対話コンテンツはnoteで新規に立ち上げたマガジン内にためていく予定です。

▼マガジンはこちら

・リアルな対話イベント

web上のコンテンツとして一方的に伝えるだけではなく、実際にリアルなトークイベント等を通じて読者の皆さんにも「持ち帰って」いただけるような企画も検討しています。実際に顔の見える関係を増やしていくことで、この場を「未来を一緒に考える人たち」のゆるやかなコミュニティにしていきます。

・共創の場も用意していきます

「問い」をさらに多くの方と共有し、次のアクションにつなげるきっかけの場として、noteの「お題投稿」のような仕組みを活用することも検討しています。note上でお題を投げかけさせていただき、皆さんから未来のアイデアを募集するような取り組みも予定しております。

すでに、「これからのウェルビーイングな働き方」「未来世代がより心地よく暮らすために企業ができること」「これからのユニバーサルデザイン」などのテーマで、企画を考えております。

冒頭で「共創を企てる『ラボ』」「気軽に行き来する『マルシェ』」を目指すと書きました。

それはつまり企業の垣根を超え、読者の皆さんとの境界も溶かして「問い」を交わらせることで、未来に向けて、小さくともなにかアクションにつなげるためのラボのような取り組みにしたいという思いからです。単なる対話で終わらせない、それがこのプロジェクトの真ん中にある思いです。

また、そんなプロセスをweb上のコンテンツやイベント等を通じてオープンにしていくことで、「ラボ」特有の敷居の高さを下げ、結果として「マルシェ」のように自由に行き来ができ、現場を覗けるような場所にもしていきたいと思っています。

未来をちょっと覗いてみたい方、「これから」をつくってみたい方、「今」に少し違和感をもっている方がいれば、ぜひこの場に足を運んでみてください。

「未来」は問いで、集まると楽しい

なぜ、このようなプロジェクトを始めようと思ったのか、少しその背景をお伝えしたいと思います。

これまでKIRIN公式noteでは、数百人の社員にオウンドメディアの取材を通じて話を聞いてきました。そのほとんどの取材の最後は、決まってひとつの質問を投げかけることにしていました。

「これからどうしていきたいですか?」

この質問を投げかけると、決まって一瞬の沈黙が訪れます。
そして少し目を細めながらしばし空を見上げた後、ゆっくりと言葉を紡ぎはじめます。

目線の先にはきっと、自身が夢想している未来があるのだと思います。

逡巡した末に出てきた言葉は、どこか頼りなく覚束ないのですが、それでもたしかな熱を帯びた言葉のようにも感じられて、少しだけ取材現場が温まっていくのを感じます。

どこか頼りないと感じるのは、まだ正解の見えていない「問い」があって、熱を帯びているのは、本人がワクワクしている「アイデア」があるから。

その言葉をなるべく丁寧にお伝えするために、オウンドメディアをもう5年近くやってきています。そして気づけば、同じように「未来の問い」を投げかけるオウンドメディアが増えてきました

オウンドメディア担当者は「こうあってほしい」を集めてカタチにしている人たち。所属している企業や組織の中をくまなく歩き、つぶさに声を聴き、その声を届ける人たちです。

そんな人たちが集まって、テーブルの上に「未来」を乗せて、円卓を囲むように語り合う場ができれば、きっと、これまで一社からの発信だけでは出て来なかった「アイデア」が行き交う場所になるのではないか。そして、アイデアが集まる場所はきっと楽しい場になるのではないか。そんな風に思ったんです。

一緒にスタートを切っていただく皆様

左から、KIRIN、SHARP、カルビー、freee、LION、ポプラ社、森ビルのオウンドメディア担当者。noteで実施したオープニングトークイベントにて

まずは小さくはじめていくことにします。
私たちの目指す場所に共感いただいたオウンドメディアの担当者の方とはじめていきます。

カルビーさん、KIRINSHARPさん、freeeさん、ポプラ社さん、森ビルさん、LIONさんとはじめていきます。

各社のオウンドメディアご担当者様から一言コメントをいただきました。

カルビーさん:noteを立ち上げた理由の一つに他社さんとのコラボレーションをしたいという想いがありました。今回のこのプロジェクトに参画することで、ひとつ想いが叶うことになります。

SHARPさん:自社のファンと異なる他社さんのファンの方と触れ合うことで、自社製品の新たな価値が見えてくると思っています。

freeeさん:私たちが掲げる「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションを達成するためには、自社の力だけでは限界があると考えています。各企業の社会実現に向かってコラボしていけるような一歩を踏み出せる場になるといいなと思っています。

ポプラ社さん:何より楽しそうです。その「楽しさ」は読者に伝わると思っています。楽しいコラボレーションを生んでいきたいです。

LIONさん:こうしたコラボレーションを通じて、それぞれの文脈、解釈が交わることでより共感を生みやすくなるのではないかと思っています。

森ビルさん:一社で発信するオウンドメディアによる「あるものを見せていく」といった限界も、このコラボレーションを通じて「その先」に行けるように思います。

ぜひ、この場から生まれるコラボレーションを楽しみにしていてください。

場を盛り上げていただくパートナーさん

さらにこの場所をより楽しい場にしていくために、リアルに声を行き交わせ、より良いアイデアにつなげられる対話の場を提供していきたいと思っています。そのために様々なパートナーさんの力をお借りして盛り上げていきます。現在3つの企業・プロジェクトにご賛同いただいております。

・多くの方々と声を交える取り組みを盛り上げていただく「note」さん

・未来をテーマにリアルな議論の場を作り上げていただく「UoC」さん

・未来の社会課題をより身近に考えていく「RICEメディア」さん

具体的な企画は、これからまたご案内差し上げますが、既にワクワクするような企画も立ち上がってきております。ぜひお楽しみに。

今後オウンドメディアのみならず、こういった形でメディアやリアルな場所などともリレーションをとりながら、よりよい場にしていきたいと思っています。

※随時パートナーさんは募集しております。ご興味ある方はコチラからお問い合わせくださいませ。

このプロジェクトに参画しませんか?

(ここからはオウンドメディア担当者向けの内容です)
今後よりよい場所にしていくためにも、メンバー・パートナーは増やしていく予定です。

ただ、私たちの思いに共感いただいた方々と少しずつ広げていきたい場所でもありますので、あらかじめこの場のルールをお伝えさせていただきます。

この場所のルールは3つだけ。

・未来・社会を起点にした問いかけから始まる場所であること
・正解よりもアイデアを持ち寄る場所であること
・対話が生まれる場所であること

運営されているオウンドメディアを通じて発信されたいことと、上記のプロジェクトのルールにフィットされうると感じられましたら、ご一緒しましょう。
※オウンドメディアはnoteに限りません

ご参画のご意向がある企業様は、以下よりお問い合わせくださいませ。

※お問い合わせ後、審査・対話を通じて参画可否を決定させていただきます。
※始まったばかりのプロジェクトでもあり、ご返答までにお時間を頂戴しております。問い合わせから1か月程度でご連絡させていただきます。

2024年12月4日にはこのプロジェクトのキックオフイベントも実施しました。そこでもお声がけさせていただきましたが、既に10社以上のオウンドメディアご担当者からご参画の意向を頂戴しております。

徐々に、参画企業さんを増やし、この場所を賑やかでより多くの声が行き交う場にしていきたいと思っています。ぜひ一緒に盛り上げていきましょう。


それでは、次の「対話」でお会いしましょう。


▼参画オウンドメディア一覧