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「みんなと一緒に未来を考える場」を目指して。ウェルビーイングを考えるイベントを実施します

KIRINはnoteに「みんなと一緒に未来を考える場所」をつくることにしました。
その第1弾として、12月22日に「ウェルビーイング」をテーマにしたオンラインイベントを実施します。

今回は、この場をつくるに至った背景をお伝えさせていただきます。

キリングループの従業員一人ひとりの声をお届けしようとはじめたこのnoteも、立ち上げから4年が経ちました。
 
日々、社内から「伝えたい」という声が私たちの元に届きます。
一つひとつの想いに応えるようにインタビューをしていく中で、従業員の語る言葉に少しずつ変化が起きていることを感じています。
 
たとえば、5年先、10年先のお客さまの健康を叶えたいという想いで新規事業の開発に取り組む従業員が語る「次のキリンをつくる」という企画。
入社3年目の若手がこれからどう成長していきたいかをまっすぐに伝える「3年目の旗じるし」という企画。
 
今年スタートしたこれらのコンテンツに共通するのは、“未来を見据えた言葉”に溢れているということです。
 
それは記事の中だけではなく現場でも生まれています。
働くうえでの価値観にフォーカスを当てた企画「#わたしとキリン」の中で、とある中堅社員に登場してもらい、ビールカルチャーを通して「愛が芽生える瞬間をつくっていきたい」と未来への想いを語ってもらいました。
記事が公開して数日後、面識のない若手社員が彼女のデスクまで来ては、彼女が語った想いへの感想を熱く話したくれたとのことです。その若手社員は、いてもたってもいられず、わざわざ彼女を探して声をかけてきたそうです。
 
自分の未来をnoteから見出してくれる人がいる。そして誰かとシェアすることで次のアクションにつながっていく。若手社員とのエピソードを教えてくれた彼女のうれしそうな表情から、そんなことを思いました。
 
そしてその声は同時に、noteの街に住む人や、その外側にいる人たちにも同じように届いているということを、私たちの発信に対するSNS上の会話を見て感じています。

また、このような変化は、noteの企業アカウントから届くコンテンツからも感じています。
 
ここ数年で企業アカウントが続々と生まれていますが、多くのアカウントに共通することとして感じるのは、「自分たちは何かできるのか」という“問い”が出発点になっていることと、理想とする未来の実現のために時に迷いすら打ち明けるほど“素直な言葉”であることです。
 
実際に企業アカウント担当者とお話しする機会も増えました。その方たちの言葉は、noteで語られているものと同じでした。どういう発信をすればよりよい会社になるのだろう、よりよい未来につながるのだろう?そういった声でした。

そこで思ったんです。私たちは、ともすれば現時点での市場で見れば競合となる企業同士でも、未来に視点をうつせば一緒に語り合えるのかもしれない、と。
 
そうであれば、比較的長くnoteに住んでいる立場としてできることはなんだろう?とあらためて考え、noteという街の中で未来をみんなで一緒に考える「ラボ」のような場所をつくってみたらどうだろう、という考えにたどりつきました。
 
「どんな未来になるんだろう?」という私たちからの問いかけに、企業の垣根を越え、noteの街を越えて、自由に、素直に声が行きかう場がnoteの中にできたなら、もしかしたら多くの人にとって、「明日のヒント」になるかもしれない、未来がちょっと楽しみになるかもしれない、もっと言えば、小さくとも未来を変えられるかもしれない。大げさですが、そんな風に思ったんです。
 
この「未来を考えるラボ」で、健康・働き方といった個人の未来から、地域コミュニティ・地球環境といった社会の未来など、いろんな大きさや角度のテーマで語り合うような場を今後つくっていきたいと考えています。
 
少し先の未来のこと、考えてみませんか?
みなさんの参加を心待ちにしています。

最後に。
この場は私たちキリンからの声がけだけでは成り立ちません。ぜひ企業アカウントの方で興味のある方がいればお声がけください。一緒に場所を盛り上げていきましょう。

第一弾のテーマはウェルビーイング
みんなで考えるウェルビーイング〜自分らしく働き、暮らすためには?〜

12月22日に、「ウェルビーイングの未来」について語り合うイベントを行います。

近年よく聞くようになったウェルビーイング。特にコロナ禍以降、私たちの生活環境は変化し、世の中の価値観がアップデートされる中で注目されている言葉です。
推し活や趣味などプライベートに感じることもあれば、副業や自己啓発といった仕事にまつわることで成長することでウェルビーイングを感じることも。
その人によっても、その時の気分によっても、心身の良い状態をつくるエッセンスは異なります。
 
今回はそんなはっきりとした形のないウェルビーイングの未来をみんなで考えていきたいと思います。
特に、多くの人が一日の大半を費やす働く時間をどう過ごせば、私たちはどんなウェルビーイングを見いだせるでしょうか。
 
それぞれに、これからがよりよい生活になるようなヒントを持ち帰っていただけるような場になればと思っています。そして、ぜひ参加した皆さんが考えるウェルビーイングをnoteで書いてみてください。
 
今回ご登壇いただくのは、ウェルビーイングの研究と発信をしている予防医学者の石川善樹さん、『一人一人が自分にしかない価値を発揮し、 熱狂して生きる世の中を創る』を掲げるSHE株式会社 CEOの福田恵里(えりらざぴ)さん、キリンで従業員の働きがい実現に向けた取り組みを担当する人財戦略部の秋葉美樹です。
 
福田恵里さんには、女性の「自分らしい働き方」を叶えるためのキャリア支援プラットフォーム「SHElikes」を運営する中で感じる、働く人たちの価値観の変化やご自身にとってのウェルビーイングについてお話しいただきます。
秋葉美樹からは、企業の中で働きがいを実現する役割として、企業としていろんな働き方の理想にどう寄り添って応えていくのかをお話しさせていただきます。
石川善樹さんには、医学的見地からそれらを解説、これからのウェルビーイングを実現するためのヒントを与えていただきます。

1年の締めくくりとして、今年を振り返りながら、ご自身にとってのウェルビーイングについて考える機会にしてもらえるとうれしいです。

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