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「 #あの夏に乾杯 」を振り返って

こんにちは。キリンビールnote編集部です。

4,000件以上のnoteが集まり大いに盛り上がった「 #あの夏に乾杯 」。まずは今回この企画に参加していただいた皆さんお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

今年は夏がなかなか始まらず、コンテスト主催者としてはモヤモヤとする時間が長かったんです。ただ7月末の梅雨明けと同時に一気に投稿が集まり、noteが夏一色に彩られていく様を見てホッと胸をなでおろすとともに、続々と集まる色とりどりの「夏」に触れ、眩しい太陽を見上げるようにパソコンの前で目を細める日々が続きました。

そして今日、4,000件の投稿の中から受賞作品が決定する運びとなりました。詳しくはnoteさんの記事をご覧いただければと思います。

受賞者の皆さま、おめでとうございます!

選考は本当に悩みました…(「選考」という言葉はなんだか上から目線のようでまだ慣れないですが)とはいえ、投稿されたnoteに目を通し、選考メンバーで話し合う時間は、また夏を取り戻すような感覚でとても楽しい時間でした。それもこれも素敵な投稿をしてくれた皆さんのおかげです。改めて、ありがとうございました!

さて、夜風がひんやりとし始め、秋の入口に立った今、もう一度コンテストを振り返ってみたいと思います。

この企画を考え始めていたときは、ちょうど「 #社会人1年目の私へ 」の投稿コンテストが佳境に入る時期でした。

この企画を通して気付いたことは、立ち止まり振り返るテーマはnoteを書くきっかけになるのかもしれないということでした。そして「振り返る」という行為そのものには少しの苦さが伴いつつも、今の立ち位置を改めて見直し、これからを見通すポジティブな行為であるようにも見受けられました。それは投稿した方のTwitter上での声を見て感じました。

この気付きを受けて、次の企画も立ち止まり振り返るものにしたいと思いました。そこでテーマには「あの」をつけることにしました。そこに「」という浮き足立つ季節を合わせることで、前回よりも華やかでポップなnoteが集まる予感がしました。

そして「乾杯」。乾杯は誰かと何かを分かち合う行為でもあります。投稿する方たちが、まだ知らないnote上の誰かと思い出を交換するような空気感を作れたら、「今年のnoteの夏」がより一層思い出深いものになる気がしました。

そして生まれたのが「 #あの夏に乾杯 」でした。

既にだいぶ文字数を使ってしまいました。そんな風にして本コンテストは始まりました。冒頭お伝えしたように、今年は夏がなかなか始まらず、開始当初は思うように投稿が集まりませんでした。それが、7月末の梅雨明けを皮切りに一気に投稿が増えていきました。

今、秋の風が吹いて、そのにおいや風の冷たさでいつかの秋を思い出すように、季節の思い出は、「繰り返された瞬間」に初めて脳裏に飛び込んでくるものなのだと改めて気づかされました。

今回のコンテストでも、期間中に皆さんの投稿の中から、いくつかピックアップさせていただきました。

青春時代の思い出もあれば、子どもの頃の親との記憶、はたまたつい数年前の出来事まで、本当に色とりどりの素敵な作品が集まりました。それぞれの作品についてのコメントはピックアップ記事に譲りますが、素敵な作品が投稿される度に、編集メンバーと「これは泣いちゃうね」「わぁ。また痺れるやつきた」と言い合い、さながらお祭り騒ぎのようでした。

そして最終的には予想をはるかに超える4,000件を超える作品が集まりました。主催した私たちにとって忘れられない夏になりました。

何度も申し上げますが…本当にありがとうございました!

アカウント開設当初は、企業がnoteのアカウントを持つことに後ろめたさもありました。個人の作品が集まり、シェアしながらゆるやかにつながる場に企業が乗り込んでいくことで、noteという「やさしい街」が曇ってしまうのではないかという不安を抱えながらのスタートでした。

ただそれ以上に、魅力あるnoteのクリエイターさんと関わりたいという想いが勝ってしまい、こうしてアカウントを立ち上げることになったのです。

これまで2回のコンテストを通じて、時折「いい機会をもらえた。ありがとう」という声を頂戴することがありました。そんな言葉をもらう度に、私たちも少しずつ「やさしい街」に受け入れてもらえているのかな、と安心をおぼえました。

私たちのアカウントがあることで、noteにいる皆さんが、より一層クリエイティブ意欲を刺激されたり、作品を通じて新しい交流が生まれているのであれば、それは私たちにとって何よりも嬉しいことです。

これからもそうやって皆さんのよろこびをサポートするアカウントでいたいと思っていますし、あたたかいnoteの皆さんとゆるくつながっていきたいと思っております。

引き続きよろしくお願いいたします。

そして…!10月1日からは新しい投稿コンテストが始まります。今までにない新しい取り組みで、今からとてもドキドキしています(早く言いたい)。

次の投稿コンテストでも皆さんの素晴らしい作品に出会えるのを楽しみにしています!

それでは、また次の乾杯まで。