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おいしく食べて習慣化!プラズマ乳酸菌含有『小岩井iMUSEヨーグルト』とキリンが目指す「免疫ケア」のこれから

プラズマ乳酸菌の働きで健康な人の免疫機能の維持をサポートする『iMUSE(イミューズ)』ブランドには、小岩井乳業が展開する『小岩井 iMUSEヨーグルト』があります。

プラズマ乳酸菌の商品開発が始まった2012年当時、実は最初に手を挙げたのが小岩井乳業でした。その背景にはどんな想いがあったのでしょうか?

話を聞くのは、キリンヘルスサイエンス事業部で『iMUSE』誕生初期からブランドを担当してきた塚田彩子と、小岩井乳業マーケティング部の松瀬希穂。当時の各社の想いを振り返りながら、ヨーグルトと免疫ケアの親和性について話します。


健康な人の免疫の維持をサポートする「プラズマ乳酸菌」とは?

塚田彩子
塚田彩子(キリンホールディングス株式会社 ヘルスサイエンス事業部)

―あらためて、「プラズマ乳酸菌」について教えてください。

塚田:プラズマ乳酸菌は、健康な人の免疫の維持をサポートする世界初※の乳酸菌です。免疫細胞の司令塔である「pDC(プラズマサイトイド樹状細胞)」という細胞に働きかけ、その司令塔の指示によって免疫細胞全体が活性化され、外敵に対する防御システムが機能します。

プラズマ乳酸菌が健康な人の免疫の維持をサポートするメカニズム

※ヒトでpDCに働きかけることが世界で初めて論文報告された乳酸菌(PubMed及び医学中央雑誌WEBの掲載情報に基づく)

もともと乳酸菌に免疫の司令塔を活性化することはできないといわれてきましたが、可能性を信じてキリンの研究員が研究を始め、2012年には免疫の司令塔を活性化する乳酸菌を発見して論文を発表しました。

―そもそもキリンが「免疫ケア」に着目したのはなぜですか?

塚田:人類はいつでも未知の外敵との戦い。世界中を人々が行き来して、人が動けばもちろん外敵も一緒に動きます。キリンはそんな世の中を予見して35年以上研究を続けてきました。

健やかさを保つためには、脳や自律神経なども大切ですが、体全体は免疫につながっているので、免疫は健康の土台と考えています。例えると、基礎化粧品で肌の土台を整えるのと同じように、まず「免疫ケア」で体を整えることが健康への近道なんです。

免疫を維持するためには、バランスの良い食事、適度な運動、十分な休養が重要。加えて、免疫の司令塔に直接働きかけるプラズマ乳酸菌を毎日習慣的に摂ることをぜひおすすめしたいです。もっとたくさんの方に免疫ケアを取り入れてもらいたいと願っています。

―免疫の機能性表示が認められた2020年は、特に世の中が免疫に対して意識が高まったタイミングでもありましたね。

塚田:すごいタイミングでした。機能性表示食品制度自体は2015年からありますが、「免疫」というのは医療にまたがる難しい領域なので、免疫の機能を訴求することは難しいと言われてきました。

ですが、2019年にガイドラインが見直されたタイミングで、「私たちが研究してきた素材が適合できるのでは」と思い、届出をしたところ、無事に届出公表されたんです。

プラズマ乳酸菌含有『小岩井 iMUSEヨーグルト』の誕生

松瀬希穂
松瀬希穂(小岩井乳業株式会社 マーケティング部)

―そんなプラズマ乳酸菌を使った商品の開発に最初に手を挙げたのが小岩井乳業と伺いました。その背景について教えてください。

松瀬: 2012年、初めてプラズマ乳酸菌含有のドリンクヨーグルトを発売した当時は、プラズマ乳酸菌の知名度も低く、薬機法の関係で優れた機能を直接伝えることができませんでした。

そういう状況でしたので、『iMUSE』のプロジェクトが立ち上がった当初は、グループ全体での健康領域への事業進出について、かなりハードルが高いと感じていたと先輩方からは聞いています。

ただ、キリンの「プラズマ乳酸菌で世界の人々の健康に貢献したい」というビジョンを実現するため、グループ企業各社が毎週のように集まって議論を続け、『iMUSE』をみんなで作り上げていくうちにマインドが大きく変化していったそうです。

―どんなふうに変化したのでしょうか?

松瀬:このプロジェクトは、小岩井に事業としての発展性をもたらしてくれるかもしれない、本気で取り組むべきだと。プラズマ乳酸菌は乳酸菌の一種ですが、当時は乳酸菌と言えばヨーグルトというイメージが強くあったようです。小岩井としてもヨーグルトは専門分野。相性が良いというところもあり、小岩井がちゃんと伝えていかなくてはと。

ただ、いざ作ってみると味作りはかなり難しく、開発にはとても苦戦したようです。通常ヨーグルトに使う乳酸菌と違い、プラズマ乳酸菌には独特な香味があって、開発担当の頭を悩ませました。

それでも小岩井としては毎日食べ飽きないようなおいしいプラズマ乳酸菌のヨーグルトを作りたいという意識が高く、試行錯誤の末やっと完成したのが『小岩井 iMUSEヨーグルト』です。

塚田:私も2017年に研修で参加していて、開発当初のドリンクヨーグルトを飲んだのですが、たしかに匂いがすごかった記憶があります(笑)。

松瀬:そうなんです。プラズマ乳酸菌の独特な香味を抑えて、毎日食べ飽きないようなおいしいプラズマ乳酸菌のヨーグルトを作るために、何度も試作を繰り返したと聞いています。

塚田:もともとヨーグルトに向いている乳酸菌ではないので、開発は本当に苦労されたと思います。それを乗り越えて、ここまでおいしく仕上がったのも小岩井だからこそですよね。結果的に、やっぱりおいしくないと続かないですから。

プラズマ乳酸菌は、サプリメントやドリンクなどさまざまな商品に含まれていますが、生きた菌を含有しているのも『小岩井 iMUSEヨーグルト』ならではですね。

松瀬:はい、『小岩井 iMUSEヨーグルト』にはプラズマ乳酸菌とその他の乳酸菌を一緒に発酵させて作っているので、生きた菌を使用しています。

おいしく食べて免疫ケアを習慣化。ヨーグルトだからできること

「小岩井iMUSEケアヨーグルト」のラインナップ

―おいしく食べられるからこそ、毎日続けやすいというのはありますね。免疫ケアは習慣化が大事とのことですが、その点でもプラズマ乳酸菌や免疫ケアとヨーグルトの相性は良かったんですね。

塚田:やっぱり毎日の食事で気軽に取り入れることができて、おいしく無理なく続けられるというのは、免疫ケアとも相性が良いんです。

免疫に直接働くものが食事の一部としておいしく摂れるというのは、消費者目線で考えてもうれしいですよね。ヨーグルトはまさにそう。ファミリータイプの大容量も伸びているそうですね。

松瀬:そうなんです。食べきりサイズのヨーグルトの方が売り上げの規模は大きいですが、直近の伸長率は大容量の方が高くて、しっかりと反響をいただいているなと感じます。

塚田:ステイホームの影響もあり、家族みんなで食べるという家庭も増えたようですね。家族4人で1日分となると大容量は助かりますから。大容量の売り上げが伸びているということから、お客さまの中でも「習慣化したい」と考える方が増えているのかなとも感じます。

塚田と松瀬

―「免疫ケア」を大きく入れるデザインになって、お客さまの反応や売り上げに影響はありましたか?

塚田:機能性表示食品のパッケージにおける訴求文言は、表現が難しくて。最初は誤解のないように文字情報を詰め込みましたが、結果的に「免疫ケア」とわかりやすく入れることになりました。

松瀬:ヨーグルトも「免疫ケア」と訴求してから、手に取っていただける人が増えて。やっぱりわかりやすさは大事だなと痛感しています。

小岩井が出しているので、特別な時に食べるご褒美のヨーグルトのように思われがちですが、健康や機能も重視しているということが「免疫ケア」というシンプルなひと言によって伝わりやすくなっているなと思います。

免疫ケアのヨーグルトに砂糖不使用が仲間入り

小岩井 iMUSEヨーグルト砂糖不使用

―『小岩井 iMUSEヨーグルト』発売から6年。甘さ控えめや低脂肪など選択肢も増えていますが、ついに砂糖不使用が発売になりますね。

松瀬:はい、3月14日に『小岩井 iMUSEヨーグルト砂糖不使用』100gが発売になります。まずはトライアルしやすい食べきりサイズでの発売となりました。

塚田:これまで、プラズマ乳酸菌の独特な香味に砂糖の甘みを加えることで食べやすい味わいに仕上げてきたと思いますが、今回の砂糖不使用では、どんな仕上がりになっていますか?

松瀬:砂糖を使わなくても甘味料を使って甘さを出す方法はあるのですが、素材のおいしさを大切にする小岩井としてそれはせず、甘味料も不使用です。

また、香味を抑えつつ乳本来の甘みや味わいを楽しめる商品になっています。プラズマ乳酸菌を1,000億個含有しているというところは変えずに、それ以外の乳酸菌について新しく検討しました。

社外の流通担当者や、従業員の評判もとても良いので、ぜひ皆さんに召し上がっていただきたいです。

塚田:それは期待大ですね。発売中の低脂肪タイプもびっくりするおいしさでしたが、砂糖不使用も小岩井ブランドの期待を裏切らない仕上がりですね。

松瀬:機能性表示食品とはいえ、あくまでもヨーグルト。毎日食べていただきたいので、食べやすさはとても大事にしています。

また、砂糖不使用は、お客さまからのご要望も多く、外出を控えていたことで運動不足になったり、習慣の変化もあって砂糖の摂取を抑えたいという方が増えたように感じました。そういう方にも取り入れやすく、より習慣化しやすいのではと思います。

各社がつないでいく『プラズマ乳酸菌』のバトン。免疫ケアをもっと日常に

キリンの塚田

―今後『プラズマ乳酸菌』シリーズがどのように広がっていって欲しいと考えていますか?

塚田:『iMUSE』ブランドを中心に順調に伸びていますが、まだまだ伸びしろがあると感じています。お客さまにはまず、「免疫ケア」の必要性、そしてそれを気軽にできる商品があるということを知っていただいて、より多くの方へ届けていきたいと思っています。

私たちも、単に「免疫ケア」という言葉の認知度を上げるだけではなく、どれだけお客さまの生活に入り込むことができるかが次の課題ですね。

お客さまの健康課題の上位に「免疫ケア」が入るようになって、そしてそのために日常的に免疫を維持するための商品を摂る人が増えることに指標を置いて。ヨーグルトはそこに選ばれるべきだと思っています。

松瀬:私たちも、『小岩井 iMUSEヨーグルト』がヨーグルトの中でもっと存在感を増して、手に取ってくださる方が増えるといいなと思っています。

小岩井ではウェルビーイングの観点でも「こころの豊かさ」と「からだの健やかさ」を大事にしています。「こころの豊かさ」に関しては得意分野だと自負していて、まさに定番の『小岩井 生乳(なまにゅう)ヨーグルト』が、そういった意味でも売り上げの主軸になっています。

それに対して、「からだの健やかさ」という点を『小岩井 iMUSEヨーグルト』が担っていけるかなと。得意分野を活かしつつ機能も推すことで、両軸で小岩井の可能性を広げていけたらと思っています。

小岩井乳業の松瀬

塚田:贅沢な気持ちにさせてくれたり、気分を高めてくれる小岩井ブランドの強みに加えて、さらに体調管理に役立つ「免疫ケア」の機能があるというのは、『小岩井 iMUSEヨーグルト』だからこそ担えるところですよね。

『プラズマ乳酸菌』シリーズはたくさんのパートナー企業と連携しながら事業を広げているところですが、ここまでつないできたバトンをみんなで大きくするぞという強い想いを、これからも持ち続けていきたいと思っています。

松瀬:本当にそうですね。「免疫」を訴求する食品になるのは『iMUSE』立ち上げ当初は、叶わないかもしれない夢だったと聞いています。

でもそれを本当に実現することができたのは、グループ総出で力を合わせた結果。今後もそれを広げていくために、責任を持ってバトンをつないでいきたいですね。


キリンの塚田彩子

【プロフィール】塚田 彩子
キリンホールディングス株式会社 ヘルスサイエンス事業部
サプリメント商品開発・ブランドPR担当。2007年入社。キリンビール飲食店営業を経て、2019年4月に発足した同事業部の前身、事業創造部に社内公募制度を利用し、プラズマ乳酸菌事業の初期メンバーとして2018年10月にジョイン。

小岩井乳業の松瀬希穂

【プロフィール】松瀬 希穂
小岩井乳業株式会社 マーケティング部・マーケティング担当
2016年入社。首都圏を中心とした量販店の営業として活動。2019年マーケティング部へ異動し、『小岩井 純良バター』の担当に。2021年より『iMUSE』を担当。

文:高野瞳
写真:田野英知
編集:RIDE inc.

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