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新連載「 #今日はキリンラガーを 」はじめます

はじめまして。キリンラガービールのブランド担当の碓永(うすなが)と申します。

この度、キリンビールの原点であり、おかげさまで皆様に130年以上ご愛顧いただいている『キリンラガービール』の魅力を、より一層広げていきたいという想いから、#今日はキリンラガーを企画を立ち上げることになりました。

「やっぱりビールといえばキリンラガーでしょ」といつもご愛飲いただいている方から、「昔は瓶で飲んでいたけど、最近は...」「父は好きだったけど、私は...」といった方まで、"今、この瞬間に"キリンラガービールを手に取りたくなる。そんな企画にしたいと思っています。

はじめましての今回は、ご挨拶の代わりに本企画を立ち上げた経緯や企画に込めた想い、そして私自身とキリンラガービールの物語について、少しお話させていただきます。

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【プロフィール】碓永泰誠
キリンビール株式会社 マーケティング本部 マーケティング部 ビール類カテゴリー戦略担当 誰かとじっくり語らいながら飲むキリンラガーが好き。

キリンラガーとわたし

キリンラガービール。

みなさんは、この言葉の響きに何を思い浮かべるでしょうか。

キリンの歴史あるビール。
定番の瓶ビール。
ほどよい苦味のあるビール。
昔から変わらないビール。
大人のビール。

私にとっては、「かっこいい父のビール」でした。

小学生の頃から、「尊敬する人は?」と聞かれるたびに、「お父さんです」と答えるほどの父親好き。

好き、といっても、生粋のお父さんっ子というよりは、毎日仕事で大変なはずなのに、帰宅して食卓につくと、なにひとつ仕事の愚痴を言わず、1人キリンラガーを片手に笑顔で学校での出来事を聞いてくれる。その姿に、子供ながら尊敬の念を抱いていたのだと思います。

そんな父は、10年ほど前から東京に単身赴任となりました。しかし、そこはさすがの家族愛。なんとほとんど毎週、実家の神戸まで新幹線で3時間かけて帰ってくるのです。

「むしろ帰ってきすぎちゃう?」と家族総出で何度ツッコんだかわかりませんが、そのおかげで高校生や大学生になっても、私が進路や将来の夢を語り、父が「そうかそうか」と1人キリンラガーを片手に話を聞いてくれるという構図は、変わることはありませんでした。

そして、今年の4月。私は新入社員として、晴れて父の暮らす東京へやってくることになりました。はじめての東京。はじめての一人暮らし。はじめての社会人生活。そんな生活に不安が募る中で、すぐ会える場所に父がいることは、私の大きな心の支えとなっていました。

引っ越し当日。その日は土曜日だったので、父は快く手伝いを引き受けてくれ、一緒に荷物の整理や家具を組み立てることに。汗水流して働き、ようやく終わりが見えたのが19時前。できたばかりのベッドに腰掛けながら、父は私に「ちょっと、ご飯とビール、こうてきてや」と声をかけます。

ああ、ついにこうして父とビールが飲めるのか。少し感慨に耽りながら私が選んだのは、もちろん、父の大好きなキリンラガービールでした。コンビニで惣菜とキリンラガーを買って帰り、父に渡します。

「よし、さっそく開けるか。」
「プシュ。」
「ようやく一人前になったな。乾杯。」

私はこのときのキリンラガーのうまさを、一生忘れません。近くの中学校から部活生の声が聞こえ、「お前もあんな時代あったんやで」「もうあんな体力ないわ」と、2人でキリンラガーを片手に笑って話したとき、キリンラガービールは「かっこいい父のビール」から、「私の大好きなビール」に変わったのでした。

キリンラガーには、物語がある

つらつらと語ってしまいましたが、私だけではなく、キリンラガービールはこれまでたくさんの方々の人生の物語の一部になり、心を満たしてきたブランドだと思います。

そしてこうした物語が生まれるのは、まだ日本でビールが飲まれていなかった時代に、確かな飲みごたえの本格ビールを目指して誕生し、今日に至るまで130年以上飲み継がれてきたキリンラガービールだからこそのものだと思います。

いつまでも愛され、これからもみなさまの人生の物語に寄り添うブランドであるために、歴史のノスタルジーに浸るのではなく、常に醸造技術を磨き、最良の品質をお届けする。

「やっぱりこの味だ」と信頼のおけるうまさであり続け、その魅力を広げていく。それが、我々の使命だと考えております。

今日はキリンラガーを

キリンラガービールというブランドは既に、メーカーのものではなく、皆様の心の中にあります。

そして、私が「誰かとじっくり語らいたいとき」や「父のようにぐっと堪えて仕事を頑張ったとき」は自然とキリンラガーを手に取るように、ふと物語や心情に思いを馳せて、今日はキリンラガーを飲みたくなる。

皆様ひとりひとりのそんな瞬間を、もっともっと見つけていきたい。もっともっとキリンラガーならではの奥深さを感じてもらいたい。そんな想いで、この企画を立ち上げました。

これから、キリンラガーを溺愛する弊社社員からのラブレターをはじめ、いろんなクリエイターの方からキリンラガーにまつわる物語をお届けしていきます。きっと「今、キリンラガーを飲みたくなる瞬間」がたくさん見られると思います。

ぜひ、皆様自身の#今日はキリンラガーをと思う瞬間も、noteで発信していただいたり、Twitterでシェアしていただきながら、みなさんでキリンラガーの魅力を広げる輪をつくっていけたらと思っています。

一緒に、キリンラガーの魅力を感じ、広げる旅に出ませんか。
#今日はキリンラガーを、スタートです。

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