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フランス人の心を掴む「ロゼワイン」の魅力とは?【フランスは今日もワイン日和】

メルシャンの欧州事務所に赴任中の弊社社員 春日井 琢記より、パリでの生活や仕事を通じて感じた「ワインの楽しみ方」についてお伝えしていく連載企画。第二回は「ロゼの魅力」についてお届けします。

▼前回の記事はこちら

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あっという間に8月も終わり、9月になりましたがまだ暑い日々が続いているのではないでしょうか?

9月と言えばブドウの収穫時期ですが、今年は春以降晴天に恵まれる日々が続き、雨も少なくすでにブドウの収穫を終えている地域も多くあります。その結果としてブルゴーニュの一部の地域では、酷暑だった2003年の収穫開始の最速記録を更新したとも言われています。

今年はフランスも暑い夏でしたが、日本より湿気は低いためカラッとしています。ただ驚くことにフランスの家庭には基本的には冷房がありません。そのため夏に家電量販店に行くと、扇風機や冷風機がたくさん並べられており、皆それで暑い夏を乗り切ります。

フランス人は7月や8月に約2週間から3週間のバカンスを取るため、パリはその時期いつもより静かになります。国内旅行先として人気が高いのは南フランス。

今回はそんな南フランスを連想させる “ロゼワイン“の魅力についてお伝えしたいと思います。

フランスでロゼが人気の理由

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数年前からヨーロッパやアメリカではロゼがブームとなっています。特にフランスでは白ワインの消費量を上回るほどの人気となっており、フランスで売れるワインの3本に1本はロゼと言われています。
私自身、フランスでのロゼの人気を記事では目にしていましたが、半信半疑でした。

しかし、フランス大手スーパーのMONOPRIXのワインコーナーに行って驚きました。圧巻のロゼ尽くし!白ワインよりロゼワインのコーナーが大きく展開されています。

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スーパーやワインショップだけなく、飲食店でもグラスのロゼワインがメニューにあり、ビストロにいけば、数種類グラスが用意されていることも珍しくありません。

日本でも徐々にロゼワインの注目はあがってきていますが、フランスと比較するとまだ市場は小さく、グラスでロゼワインを提供しているお店も少ないように思います。

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では、ここまでフランス人の心を掴むロゼワインの魅力とは何なのでしょう。

ロゼの魅力を一言で表すと、赤ワインが持つ力強さと白ワインのすっきりさの両方を兼ね備えた万能ワイン。ロゼが1本あれば、前菜にも魚にも肉にも合わせることができます。

フランスで最もロゼを生産している地域は南仏・プロヴァンス地方です。なんとフランス国内のロゼ生産量の約35%を占めているのです。プロヴァンス地方といえば、フランス最古の港町マルセイユから高級リゾートとして知られているニース周辺までを指し、夏の3-4ヵ月間、ほとんど雨が降らない地中海性気候のカラッとした地域です。

このカラッとした夏の青空の下で、ロゼを楽しんでいます。

日本では、ロゼというと桜との色味合わせで春に飲まれることが多いと思いますが、フランスやアメリカでは初夏から夏にかけて露出が増え、消費量が伸びます。

私は8月中旬にニース・マルセイユ・ボルドーを訪れましたが、各地のテラス席では多くの人がロゼワインと食事を楽しんでいる光景をよく見かけました。

ロゼの楽しみ方

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南仏のスーパーに行けば、たくさんのロゼが陳列されており、写真のように入口に入って一番目立つ場所に展開されていたりもします。

ロゼワインには様々なアレンジ方法があります。フルーツと合わせてカクテルにしたり、よく冷やすだけでなく氷を入れて楽しむ人も。

私のおすすめはロゼ・パンプルムースというロゼワインとグレープフルーツを使ったカクテル。生グレープフルーツを絞ったり、グレープフルーツを混ぜたりとアレンジレシピは沢山ありますが、グレープフルーツジュースで割る方法が自宅でできる簡単な楽しみ方です。すっきりしていて非常に飲みやすいカクテルです。私も低アルコールを飲みたいときは、グレープフルーツジュース多めでロゼ・パンプルムースを作ってよく飲んでいました。

おすすめのロゼワイン

最後に、私のおすすめのロゼを2種類紹介させてください。

ドメーヌ・カズ カノン・デュ・マレシャル ロゼ

南フランスにあるワイナリー「ドメーヌ・カズ」は、世界の三ツ星レストランで選ばれ、フランス最大のオーガニック&ビオディナミ実践ワイナリーとしてすでに20年以上の実績を有する、その品質と味わいで高く評価されているワイナリーです。魚介類やサラダなどにも合いますが、フルーティーさや全体的にボリューム感のある辛口ワインのためワインのみでも楽しめます。

シャトー・メルシャン ももいろ

世界的に高い評価を獲得している「シャトー・メルシャン」が造るロゼワイン“ももいろ”は、しっかりとしたボディのメルロー(長野県)と日本固有品種であるマスカット・ベーリーA(山梨県)を主体にした、爽やかな辛口ロゼワインです。伊勢志摩サミットでも提供されました。

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まだまだ暑い日が続きそうです。ぜひこの機会にキンキンに冷やしたロゼワインを楽しんでみてくださいね。

次回は、ブルゴーニュでの収穫の様子を現地からお届けする予定です。お楽しみに。



今夜もおいしい乾杯ができますように…!
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