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杜の都のビール学舎 〜ビールってどう造るんですか?〜

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キリンビール仙台工場が仙台市・東北大学と連携して取り組んでいる、ものづくりインターンシップの様子をお届けしていきます。
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記事一覧

社会人に“ならなきゃいけない”から“なりたい”に変わった。学生が考えるこれからの働き方とは?

『ものづくりの上流から下流までを見てもらうことで、キリンビールのファンを増やしたい』 そんな想いのもと、東北大学の学生を迎えてスタートした2023年度大学キャリア教育もついに最終日。 2023年度は『一番搾り とれたてホップ生ビール』が商品になるまでの製造工程や、岩手県遠野市にあるホップ畑を見学しながら農家や地域を盛り上げる方にお話を聞き、キリンと地域の関わりを体感してもらうプログラムを行ってきました。 最終日は、キリンビール仙台工場で3名の参加学生が大学キャリア教育で

キャリア教育 Day3,4

Day3、私たちは今年のとれたてホップの発表会を見る機会を与えられた。とてもフォーマルな場で、多くの役員の方々が出席していた。冒頭のスピーチで使われた装飾や小道具は、まるで記者会見のようだった。ただ見ているだけなのに、まるで自分がスピーカーのような緊張感があった。もっと勉強し、スピーチのスキルを上げて、いつかこのような重要なイベントのスピーカーになりたいと思った。次にホップ投入式ですが、みんながホップ投入をすることで、関係者の方々が協力し合っていることがよくわかると思う。この

KIRINキャリア教育活動(Day3,Day4)

Day3Day3では、とれたてホップ一番搾りの仕込式を見学しました! はじめに記者会見の様子を見学させていただき、工場長のあいさつやメディア向けの商品紹介などを聞きました。 いつもニュース番組やテレビ番組で見るような記者会見の様子を、実際に自分の目で見る機会はなかなか無いことなので、少し緊張しながら見学させていただきました。 その後、場所を変えて実際に凍結ホップを投入する場面を見学しました! 8月に遠野市を訪問した際、ホップ農家さんや遠野市の方々と直接お話してホップ栽

KIRINキャリア教育実習(DAY3とDAY4)

はじめに皆さんこんにちは!そしてお久しぶりです! 学生の「鎌田」と申します。 さて、8月から始まったKIRINビールキャリア教育実習も終盤に近づき、 いよいよ11月下旬の成果報告会を残すのみとなりました。 寒さと緊張で震えてばかりの毎日ですが、 今回の記事でも前回から引き続き、「キャリア教育実習の内容と私の学び」について読者の皆さんと共有していきたいと思います。 「お前誰やねん!」「キャリア教育活動なんて初耳だ!」 という方にはぜひ、こちらの記事を先に読むことをおすすめ

キリンキャリア教育~営業同行編

キリンキャリア教育のDay4はとれたてホップ一番搾りの売り場づくりに同行させていただいた。 これまでのキャリア教育で、ビールの作り方とホップ、そしてキリンと遠野市(ホップ産地)との関わりを学んだ。 今回は11/7に発売となった、とれたてホップ一番搾り(とれいち)やキリンの他の商品のお店での陳列を見学し、売り場づくりを体感した。 当日を迎える前に事前研修として、消費者の購買パターンやスーパーのレイアウトなどの知識をインプットする機会があった。 そこで売り手として緻密に計算さ

世界から認められるホップ産業へ。10年先を見据えた岩手県遠野市の挑戦

今年も東北大学の学生4名を迎えてスタートした「大学キャリア教育」。 『ものづくりの上流から下流までを見てもらうことで、キリンビールのファンを増やしたい』 そんな想いでスタートし、製造工程やそこに関わる人たち、仙台工場と地域の関わりを学生に体感してもらうプログラムです。 ▼2023年度大学キャリア教育の概要はこちら 今回は、 “ビールの魂”であるホップについて知識を深めるべく、ホップ収穫を直前に控えた8月上旬に岩手県遠野市を訪れました。 ホップ畑を実際に見学しながら農

キャリア教育Day1、2

はじめに キリンの5日間キャリア教育に参加する機会を得ることができて幸運だった。大学から募集の案内が届いたとき、すぐに応募した。飲食業界にとても興味があるので、このチャンスを逃すのはもったいない。実を言うと、Day1とDay2に参加するために、アルバイト先の店長に頼んで仕事を休ませてもらったほどです。裏方の仕事についてより深く知ることができ、とても貴重な体験となった。 Day1:仙台工場 留学生として、私の日本語能力は最高ではありません。大学の外に出て、正式な日本語を使

KIRINキャリア教育活動(Day1,Day2)

はじめに  私は経済学部の1年生で、まだ大学に入学したばかりです。大学の講義内でこの活動を知り、だらだらと過ごしているだけではだめだと考え、参加を希望しました。自分が働いている様子やどのような職業に就職したいのか、まだイメージがついていない状態で参加することに不安がありましたが、ビールの知識がない私でも、非常に楽しく参加することができました! Day1 1日目はキリンビール仙台工場で仙台工場についての説明や、ビールの製造について学んだあと、実際に製造されている現場を見学さ

キャリア教育で感じたこと

「こだわり」、「近さ」 この言葉がキリンで行われた二日間のキャリア教育活動で印象的だった。 Day 1 : 仙台工場見学 初日はキリン仙台工場でビール製造についての知識を学んだ。 私はあまりビールになじみがなかったため、ビールのそもそもの原料から製造方法、工場での大量生産についてなどすべての内容が新鮮でとても興味深かった。 実際に工場を見学すると、様々な場所でキリンのビールに対する「こだわり」を感じた。 醸造段階では途中でタンク内の製品を一部取り出すことができるよ

KIRINキャリア教育実習(DAY1とDAY2)

はじめに 画面の前の皆さん、はじめまして! 学生の「鎌田」と申します。 この記事にたどり着いた皆さんの中には、 KIRINのインターンシップへの参加を迷っている方もいると思います。 そこで、今回私が担当するnote記事では インターンシップへの参加を迷っている方を後押しするべく、 「キャリア教育実習の内容と私の学び」 についてまとめていきたいと思います。 これからの記事が、皆さんがインターンシップへの参加を決めるきっかけになれば幸いです。 キャリア教育実習の概要につ

キリンで”学ぶ”からキリンで”働く”へ。ビール工場で始まった大学キャリア教育の成果と可能性

これまでKIRIN公式noteで追いかけてきた、キリンビール仙台工場の「大学キャリア教育」が今年も始まりました。 『ものづくりの上流から下流までを見てもらうことで、キリンビールのファンを増やしたい』 そんな想いでスタートし、製造工程やそこに関わる人たち、仙台工場と地域の関わりを学生に体感してもらうこのプログラム。 今年は企画担当者がバトンタッチして心機一転。フレッシュな気持ちでスタートします。 そしてこの度、とてもうれしい知らせが届きました。 参加した学生の中からキリ

"仕事って楽しいんだ"キリンのインターンシップを通じて感じた、働くことへの価値観の変化

“ものづくりの上流から下流までを見てもらうことでキリンビールのファンを増やしたい” そんな想いでスタートした、キリンビール仙台工場のインターンシップ。 2022年度のインターンシップでは、『一番搾り とれたてホップ生ビール』が商品になるまでの製造工程やそこに関わる人たち、仙台工場と地域の関わりを体感してもらうプログラムを行ってきました。 ものづくりのさまざまな側面を見てきた学生たち。このインターンシップで得た気づきや学びを発表する報告会で、ついに最終回を迎えます。 昨年

ビール造りを五感で学ぶ(Day3, Day4)

はじめに前回のnote記事では、8月に開催されたキリンビール仙台工場の工場見学と、遠野のホップ畑の見学について紹介した。工場の熱気、音、畑の香り、ホップの手触り…五感すべてで感じる体験を重ねてきた。 それからあっという間に3か月が経ち、あのときの遠野のホップは、仕込み式を経て、11月1日に「とれたてホップ一番搾り」として私たちの手元にやってきた。 本記事では、「とれいち」が発売されるまでに私がインターンシップで体験したことと、この経験によって感じたことをお伝えしたいと思う

記者だらけの仕込式と初めてがあった営業同行。

最近、寒くなってきたなぁと感じている。コロナの感染者数も最近増加中でとても心配だなぁ。しっかりと感染対策するぞと意気込んでいるこの頃であった。 さてと、9月にキリンのインターンシップのDay3が終わって、11月にキリンのインターンシップのDay4が終わったので、今回はそれらのことで自分が体験したことより印象的に残ったことについて述べようかなと思う。 Day3では、仕込式に行ってきました。ざっくり説明すると、どれほどホップが遠野で取れたのかを報告して、後に取れたホップを中に