【新企画「CSVチャンネル」の裏側】花王ESG戦略部との対談を振り返って
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【新企画「CSVチャンネル」の裏側】花王ESG戦略部との対談を振り返って

KIRIN

キリングループの企業内大学「キリンアカデミア」では、「キリンで挑戦志向の風土を作りたい」という想いのもと、社内だけでなく社外も巻き込みながら、さまざまな取り組みを行っています。

メンバーは、若手社員を中心に結成。若手・ベテラン・本社・地方問わず学びを共有する場を提供し、社内で挑戦志向の風土を作っていくことを目標に活動しています。

▼キリンアカデミア結成の想いはこちら

今回、キリンアカデミアはキリングループが現在積極的に取り組む「CSV活動」にフォーカスしました。

CSVとは?
Creating Shared Value(=共通価値の創造)の略。社会的価値と経済的価値の両立を目指す、経営の指針・スタイルのこと。

酒類メーカーとして、社会と共に持続的な成長を続けるために、「健康」「地域社会・コミュニティ」「環境」の課題を解決すべく、さまざまな事業に取り組んでいます。

そんな活動を積極的に推し進める「CSV戦略部」とのコラボレーション企画として、新しい社内イベントを企画。

その名も『CSVチャンネル』社外の方も巻き込みながら、座談会や勉強会を通して、従業員がCSVを自分ごと化することを目標にしています。

今回は、キリンアカデミア運営メンバーが企画した花王様との座談会企画を振り返りながら、『CSVチャンネル』にかけた想いについてお届けします。

▼『CSVチャンネル』誕生の経緯はこちら

▼花王さんとの座談会企画はこちら

【プロフィール】根津 拓登
キリンビール株式会社 中部圏流通第1支社北陸流通支店
2019年入社。キリンビール横浜工場で新卒採用や工場の組織力向上の推進を担当。2021年10月からは営業として、北陸の量販企業を担当。入社3年目にして役員を巻き込む企画を立案するなどキリンアカデミアの運営をリードし、2021年4月からは第2期運営メンバーを担う。

CSVへの理解度を高め、社内で挑戦志向の風土を作りたい

キリングループは、2027年までに世界のCSV先進企業となることを目指し、従業員一人一人に指針を浸透させ、日々の業務に落とし込めるよう、さまざまな取り組みが行われています。

例えば、管理職による従業員向け説明動画の配信や、CSVと自身の業務のつながりを議論する定期面談などを行なっています。

そもそも、私が運営メンバーを務める「キリンアカデミア」は、「キリンで挑戦志向の風土を作りたい」という想いをもとに活動をする有志団体です。

挑戦志向の風土を作る上で、従業員がCSVという経営方針に共感し、日々の行動に繋げることはとても重要です。そこで、業務外の活動など、普段の業務とは別の角度からアプローチすることで、従業員のCSV理解浸透に向けて何か活動したいと考えていました。

そんなとき、社内のCSV経営を専門とするCSV戦略部からキリンアカデミアに「一緒に、ワクワクするようなCSV浸透イベントを実施してみないか」との相談が。キリンアカデミアとしての想いと一致し、すぐにイベント実施に向けた構想を練り始めました。

企画メンバーの募集からスタート

「キリンアカデミア」は有志メンバーによる活動で、取り組みは全て業務外。数名の運営メンバーが各々の人脈をたどって他部署や企画担当者の協力を得て、オンラインセミナーやワークショップを開催しています。企画内容は運営メンバーと企画担当者で練り、社内ツールを使って情報発信をしています。

一方で、イベントを重ねていくうちに活動規模が拡大し、社内認知度も高まってきたなかで、参加者だけでなく、企画担当も増やしたいと思うようになりました。

自らイベントを企画することで、自身が挑戦・成長でき、活動規模も拡大できます。より多くの従業員が「キリンアカデミア」という看板を使って、自身の興味ややりたいことを具現化できる環境を作りたいと思いました。

その第一歩として、今回のCSV浸透イベントは企画担当のメンバーの募集から行いました。当初は、「誰も反応してくれなかったらどうしよう」「皆忙しいなかで、業務外で企画からやってくれる人なんているのかな」と不安だらけでした。

メンバーを募集した時の様子
(業務外の活動のため、社内イントラネットとは別でslackを使用しています)

しかし、募集をかけるとなんと、30分も経たない内に期待以上の応募があり、あっという間に企画メンバーが集まりました。我々の目指す挑戦志向の風土に着実に近づいていると実感した瞬間でした。

早速、応募してくれたメンバーとキックオフミーティングも実施。企画に携わりたいと思った理由や今回の企画を通して挑戦したいことについて話し合いました。

企画メンバーが集まり、各々の想いも共有した上で、具体的に企画立案へ。ここからは、実際に企画を担当した2人のメンバーに、企画ができるまでの経緯や裏側を語ってもらいました。

CSV先進企業になるために足りていないことを見つけたい【キリンアカデミアメンバー溝上】

【プロフィール】溝上 千香子
キリンビール株式会社 流通営業本部九州流通支社 第三支店
2019年入社。福岡にて量販企業の本部を担当。

―企画に参加したきっかけは?

もともと今後のキャリアを考える中でいつか広報業務に携わりたいと思いがありました。今回の企画に応募したのも、KIRIN公式noteというオウンドメディアがどのように作られているのか、リアルな部分を知りたいと思ったのがきっかけです。

また、私たちの大切な経営方針であるCSV戦略部の方々の考えに触れてみたいという気持ちもありました。

普段の業務では、流通企業様へキリンビール商品を提案しています。CSVの考え方がすでに落とし込まれている状態で商品に触れることが多いため、そもそも商品コンセプトを考える人や経営方針を体現させる人たちが考えていることに触れる機会は少なかったんです。

今回の『CSVチャンネル』で、CSV先進企業になるために足りていないことを見つけるきっかけになればいいな、と思い手を挙げました。

―今回のイベント内容はどのように決まったのですか?

企画メンバーやCSV戦略部長と議論していくなかで、キリンは2027年までにCSV先進企業になることを目指しているにも関わらず、まだまだ現場での浸透度は低いのではないかと思ったのが今回の企画内容の発端でした。

今回の企画を組み立てる中で、「CSVに対する本社と現場のギャップを感じるよね」というような声も。

一方で、対外的にはSDGs経営を評価されているのも事実です。現場と本社のギャップを埋め、名実ともにCSV先進企業になるために、「現場社員への社内浸透」をテーマに企画することにと決めました。

そのためには「真似る、学ぶ」の精神でキリンと同じくらい、もしくはそれ以上にCSVやESGへの取り組みを行っている企業の話を聞きたい!と思いました。

そこで今回は、ESGを経営の根幹に置く日系メーカーの花王さんと「ESG(CSV)の社内浸透」をテーマに、ディスカッション形式の企画をすることに。

企画のタイトルは「花王様のESG部門の方にぶっちゃけ聞いてみた~CSVを自分ごとにするためには?~」。タイトルの通り、現場社員がCSVを自分ごと化するためにはどうしたらいいのか、キリン社員との対談を通して花王の社員の方にヒントをいただきます。そして、各自の職場に持ち帰ることが出来るような場にしたいと思っていました。

―イベントを終えての感想を教えてください。

イベントを企画するなかで、普段関わることのない部署の方と一緒に「なぜキリンはCSVに取り組むのか」「2027年までにCSV先進企業になるためには、何が足りていないのか?」「私達現場の社員に求められていることは何か」を考えるきっかけになりました。

一方で、それぞれ働く環境が違うため、共通の価値観を浸透させることの難しさも実感しました。しかし、そういったやり取りの中で、正解はわからなくともCSVについて自分なりの考えを言葉にしたり、人の意見を聞いたりするという工程はまさしく「CSVを自分ごと化」することに繋がっていくんだと思います。

また、企画運営において学べることもありました。「イベント終了後に参加者にどういう状態になっていて欲しいのか?」から逆算し、参加者が求めていることや我々が伝えたいこと、登壇者が伝えしたいことを満たしつつ当初の目的を達成するのはとても難しかったです。

合格点に及ばなかった点は改善し、今後もさらにチャレンジできたらと思っています!

答えを模索することが「自分ごと化」につながる【流通営業本部 本間】

【プロフィール】本間 由美子
キリンビール株式会社 流通営業本部首都圏MD支社 東京多摩エリア担当
2012年中途入社。有期雇用契約社員を満了後、エキスパートMDに着任。東京多摩エリアの量販店における個店営業を担当。

―企画に参加したきっかけは?

以前、社内のCSV研修の一環としてシャトー・メルシャン 椀子ヴィンヤード(現 シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー)に行きました。その研修の際に、CSVの考え方に本当の意味で理解することができ、自職場の営業現場でもこの考えを広めていきたいと思いました。

自分の職場ではCSV勉強会を開催したり、それなりに行動に移していたつもりでしたが、どこか閉塞感を感じていたのです。そんな中でCSVのイベント企画の募集がありました。

「前向きな誰かと繋がる事で自身のこの想いと培った経験を、少しでもキリンに還元できないか」「自分自身にとっても新たな学びに繋げられるのではないか」と思い、参加を決めました。

―企画をしていくなかで苦労したことはありましたか?

参加表明をした時点で「キリンアカデミアで何かCSVの研修をやる」ということはわかりつつも、なかなか全体像を想像することができずに苦労をしました。

業務外の取り組みのため、良くも悪くも自由度が高く、方向性や企画のゴールから自分たちで決めていかなければいけないこと、限られた時間で今まで関わりのなかった企画メンバーと何かを作り上げていくことに大きな不安を抱えていました。

議論を重ねていくうちに、「間違ってはいけない」という恐怖が膨らみ始めて、序盤の打ち合わせでは答え合わせをしたくて仕方がなかったです。

しかし、企画はやってみない限り、答えなんて出ないと腹を括ることができました。イベント企画のパートナーだった溝上さんと一緒に腹を割って議論し、徐々に等身大の自分に戻りながら、企画をどんな方向にしたいか、ゴールをどこに置くかを決めていきました。

等身大の自分に戻れた時からは、企画メンバー募集を見た時のワクワクした感じを取り戻せました。

―イベントを終えての感想を教えてください。

等身大の自分に戻ってイベントを作るというのは正しい道だったと思います。結局、キリンはたくさんの部署の集まりであり、CSVについてのスペシャリストはほんのひと握りです。

そうじゃない大多数のうちの1人として、自分自身も学びながら運営していくことができました。

テーマは「CSVを自分ごとにすること」でしたが、そのテーマについて企画を構想することこそが、自分にとってCSVを自分ごとにするためのプロセスのヒントだったと思います。

登壇いただいた花王さんのお二方からは、普段の業務では思いつかない視点や花王ならではの考えをお話しいただきました。「やると決めたからにはどうやってやるか」と常に考えて進んでこられたお二方の臨場感を感じられたことも、大きな収穫でした。

お話の中で、花王の“らしさ”を知ることでキリン“らしさ”を見つめるきっかけにもなりました。

トークセッションという形式で引き出されたパーソナルな部分を通すことで、社内資料で語られるもの以上のことを体感できたことは、イベントならではの醍醐味だったと思います。

答え合わせをしたかった自分が、正しい答えを模索する事自体が「自分ごと化すること」に繋がるという結論に至れたことは、大きな成果です。

これからキリンがお客様にとってたくさんの提供価値を生み続けるために、進んでいる道すがらはいつでも最新のスタート地点であり、その先に走り続けていくことこそが新たな価値を創造していくという考えに繋がりました。

たくさんの生み出される価値の中には、発明品のようなものもあれば取るに足らない「気持ち」のようなものもあると思います。しかし、それらすべて個人の思いから生まれたチャレンジの賜物であるならば、今に満足せずにいつでも前向きに欲張って未来に進むことが大切だと思いました。

また、イベントを通してたくさん仲間と出会い話し合えたことは、用意された正解を知るよりもずっと充足感がありましたし、これからできることがぐっと広がったように思います。

チャレンジして欲張りすぎてしまい、反省点もありましたが、これはやってみなければ得られなかった結果だと思います。

キリンアカデミアを通して、貴重なイベント運営の機会をいただけたこと大変ありがたく感じています。自分自身の業務に戻った時に何ができるのかを考えることができ、業務以外の時間を創出することで新しいことにもチャレンジし続けたいなと感じました。

CSVを自分ごと化するというチャレンジは、気持ちや行動や学びを通し、いち従業員でもこの先続けていくことですが、得られるものはそれ以上になるだろうと大変楽しみに感じています。

***

新たなチャレンジを通して、自身のやりたいことを見つけるきっかけに。

ここまで溝上さんと本間さんに企画の裏側と想いを語っていただきました。当日はいち参加者としてイベントを視聴しておりましたが、お二人の想いが存分に滲み出たイベントで非常に勉強になりました。

確実に今回のイベントを通して、視聴していた従業員の方のCSVへの理解は深まりましたし、今までなかなか聞くことがなかった社外のCSVに触れることで新たな視点も得ることができました。

有志活動のため、最初は何も決められておらず、ゴールから自分達で考えたからこそ今回の企画内容にたどり着けたと思います。改めて、溝上さん本間さんを始めとする企画メンバーに感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、キリンアカデミアとしても企画側から募集をするという新たなチャレンジでしたが、多くの従業員が「キリンアカデミア」という看板を使って、自身のやりたいことを具現化できる環境作りのための大きな一歩を踏み出すことができました。

引き続き、キリンアカデミアは「キリンで挑戦志向の風土を作りたい」という想いのもと、たくさんのチャレンジをしていこうと思っています。

その企画の背景をキリン社員の想いを皆様にお伝えすることで、「キリンってこんな会社なんだ!」「キリンの今後が楽しみだ」と少しでも多くの方に思っていただけると嬉しいです。

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編集部のあとがき

有志団体であるキリンアカデミアの皆さんとの取り組みですから、当然ながら打ち合わせを行うのは、本務の時間外です。始業前の朝やランチ時など、どうしても限られてしまいます。それでも、その数十分くらいの打ち合わせの密度はとても高く、スピード感も早く、何より皆さんの熱量がとても高い。私は圧倒されるように、ほとんど頷くだけでした。

 今回の企画を中心となって仕切ったおふたりからは「学びながらやれた」「考えるきっかけになった」と、とても前向きな感想もいただきました。「挑戦志向の風土」を作らんと集まったキリンアカデミアのメンバーのこれからも、引き続き追いかけていきたいと、改めて思いました。

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