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杜の都のビール学舎 〜ビールってどう造るんですか?〜

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キリンビール仙台工場が仙台市・東北大学と連携して取り組んでいる、モノづくりキャリア教育の様子をお届けしていきます。
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#杜の都のビール学舎

KIRINキャリア教育DAY1&2

近年、若者のビール離れが進んでいると耳にする。コロナウイルスが蔓延した2019年以降、リモートワークがワークスタイルの一つとして定着し始めたことを契機として会社での飲み会の減少や、不景気による嗜好品離れ、娯楽の多様化、さらにソバーキュリアスと呼ばれる、あえてお酒を飲まないライフスタイルの普及など、その要因はさまざまだ。 そして、ビール離れはデータ上でも既に可視化され、年々ビールの消費量は減少傾向にある。 しかし、ビールは、その長い歴史の中で常に愛され続けてきた魅力あふれる飲み

KIRIN キャリア教育活動(Day1, 2)

はじめに働くとはどういうことなのか、自分はこれからどんな人生を歩んでいきたいのか 就職活動を始めて多くの不安な気持ちに駆られる中、このキャリア教育活動の募集を見つけた。 自分の将来を思い描くきっかけになるのではないかと思い、参加を決めた。 本活動では、「一番搾り とれたてホップ生ビール」を中心に、「ホップ畑から製造、広報、営業」というKIRINの業務について、上流から下流までを広く学ぶ。 この記事では、8月上旬に行われた Day1, Day2 での活動をまとめようと思う。

遠野市でホップ栽培に挑む新規就農者のもとへ。学生たちが見た遠野の現在地とは?

モノづくりの上流から下流までを見てもらうことで、キリンビールのファンを増やしたい──。 そんな想いから始まったキリンビール仙台工場の大学キャリア教育。2019年から続くこの取り組みでは、製造工程や関わる人たちの姿、仙台工場と地域とのつながりを学生たちに伝えています。 ▼これまでの大学キャリア教育の様子はこちら 2024年は、東北大学から3名、宮城大学から5名の学生が参加しました。 8月初旬の爽やかな晴天のもと、学生たちと岩手県遠野市を訪問。新規就農者の里見一彦さんが育て

社会人に“ならなきゃいけない”から“なりたい”に変わった。学生が考えるこれからの働き方とは?

『モノづくりの上流から下流までを見てもらうことで、キリンビールのファンを増やしたい』 そんな想いのもと、東北大学の学生を迎えてスタートした2023年度大学キャリア教育もついに最終日。 2023年度は、『一番搾り とれたてホップ生ビール』が商品になるまでの製造工程や、岩手県遠野市にあるホップ畑を見学しながら農家や地域を盛り上げる方にお話を聞き、キリンと地域の関わりを体感してもらうプログラムを行ってきました。 最終日は、キリンビール仙台工場で3名の参加学生が大学キャリア教育

世界から認められるホップ産業へ。10年先を見据えた岩手県遠野市の挑戦

今年も東北大学の学生4名を迎えてスタートした「大学キャリア教育」。 モノづくりの上流から下流までを見てもらうことで、キリンビールのファンを増やしたい──。 そんな想いでスタートし、製造工程やそこに関わる人たち、仙台工場と地域の関わりを学生に体感してもらうプログラムです。 ▼2023年度大学キャリア教育の概要はこちら 今回は、 “ビールの魂”であるホップについて知識を深めるべく、ホップ収穫を直前に控えた8月上旬に岩手県遠野市を訪れました。 ホップ畑を実際に見学し、農家

キリンで”学ぶ”からキリンで”働く”へ。ビール工場で始まった大学キャリア教育の成果と可能性

これまでKIRIN公式noteで追いかけてきた、キリンビール仙台工場の「大学キャリア教育」が、今年も始まりました。 モノづくりの上流から下流までを見てもらうことで、キリンビールのファンを増やしたい──。 そんな想いでスタートしたこのプログラムでは、製造工程やそこに関わる人たち、仙台工場と地域の関わりを学生に体感してもらいます。今年は企画担当者がバトンタッチし、心機一転。フレッシュな気持ちでスタートします。 そして、この度、とてもうれしい知らせが届きました。参加した学生の

"仕事って楽しいんだ"キリンのインターンシップを通じて感じた、働くことへの価値観の変化

モノづくりの上流から下流までを見てもらうことでキリンビールのファンを増やしたい──。 そんな想いでスタートした、キリンビール仙台工場のインターンシップ。 2022年度のインターンシップでは、『一番搾り とれたてホップ生ビール』が商品になるまでの製造工程やそこに関わる人たち、仙台工場と地域の関わりを体感してもらうプログラムを行いました。 モノづくりのさまざまな側面を見てきた学生たち。このインターンシップで得た気づきや学びを発表する報告会で、ついに最終回を迎えます。 昨年ま

ストーリーを感じることがおいしさに繋がる。『一番搾り とれたてホップ生ビール』の価値と企業と地域の繋がり

学生たちに「ものづくりの上流から下流までを見てもらうこと」でキリンビールのファンを増やしたい、そんな思いで開催されているキリンビール仙台工場と東北大学が行うインターンシップ。 今回は、遠野と縁深い『一番搾り とれたてホップ生ビール』のマーケティングを担当する重田麻帆里が、『一番搾り』や『一番搾り とれたてホップ生ビール』の誕生背景、ブランドの価値、そしてマーケティングの仕事について語りました。 また、前回「ホップとビールが創る地域の未来」について語っていただいた『Brew

ホップ畑のある岩手県遠野市で学ぶ。持続可能なホップ栽培に向けた地域づくりのこれから

キリンビール仙台工場と東北大学が行うインターンシップが今年もはじまりました。 製造現場見学、営業同行など様々なプログラムを通じて、ものづくりの上流から下流まで一貫して経験するインターン生たち。 今回は、ビールの原料であるホップを知るため、岩手県遠野市にあるホップ畑を訪問。 ホップ畑の見学と合わせて、遠野市のキーパーソンの『BrewGood』田村淳一さんに「ホップとビールが創る地域の未来」についてのお話もお聞きしました。インターン生にとって、地域が抱える深刻な課題や地域と

モノづくりへの熱量が愛着に。昨年参加者がインターンシップで得たこと

“キリンビールのファンを、一人でも多く増やしたい”。 そんな想いでスタートした、キリンビール仙台工場のインターンシップ。 「モノづくりの上流から下流までを見てもらうこと」をコンセプトに、『一番搾り とれたてホップ生ビール』が商品になるまでの製造工程や、そこに関わる人たち、仙台工場と地域の関わりを体感してもらうプログラムです。 キリンビール仙台工場が、熱い想いを持って取り組むインターンシップ。2022年度も内容がさらにブラッシュアップされ、スタートしました。 今回は、昨年

ビール造りの裏側の物語を見た東北大学インターンシップ生たちが考えたこと

仙台市・東北大学・キリンビールが連携し、「モノづくりの上流から下流までを見てもらうこと」を学生たちに体験してもらう、キリンビール仙台工場のインターンシッププロジェクト。 その様子をレポートしてきた「#杜の都のビール学舎」も今回が最終回となります。 今年インターンに参加した東北大学の5人の学生たちは、7月にキリンビール仙台工場でビールの製造方法や歴史を学びビールが造られる現場を見学。 8月にはビールの原料となるホップの生産地として知られる岩手県遠野市まで足を伸ばし、ビールを

先を見据えて、八方美人を目指す仕事

 ビジネスにおいて様々な職種がある。その一つに、営業がある。営業と聞いて、その仕事内容はどのようなものをイメージするだろうか。  私は、営業職は社内では売り上げを伸ばせと圧力をかけられ、社外では邪魔者をされる、という悪いイメージを持っていた。しかし、11月1日に、インターンシップとして営業同行をして、今までのイメージががらっと変わった。  キリンビールのインターンシップ、4回目は、営業同行である。  キリンビールの社員、木村さんと私の二人で、4つのスーパーをまわって、キリン

営業職に対するイメージの変化。~キリンビールインターン~

キリンビールのインターンシップに参加しています。 今回の活動は営業同行でした。 キリンビールでマーチャンダイザーとして働いている田中さんのお仕事にご同行させていただき、人生で初めて営業職を経験しました。 正直、今までの私は営業職に対して、あまり良いイメージを持っていませんでした。 「交渉術が必要な仕事」「コミュニケーション能力が高い人こそ営業が得意」 このようなイメージを抱いていた私は、「自分は営業職に向いていないだろう」とずっと思っていました。 しかし、今回のイ

インターンシップで学んだ、”伝える”上で一番大事なこと。

キリンビールのインターンシップ、第3回目は仕込み式の見学をさせていただきました。 仕込み式とは、『一番搾り とれたてホップ 生ビール』の仕込みをするための場ですが、ただ仕込みをするだけではありません。 『一番搾り とれたてホップ 生ビール』の広報活動として、記者の方に取材していただくという目的があります。 今回は、広報活動を見学し、商品をどのように伝えるかを企業の目線で見ることができました。 そこで私が気づいた、”伝える”上で一番大事なことについて書いていきたいと思い